F・K Homeの夏
夏の暑さ等の外気温度にも左右されにくく湿気対策も抜群、快適に高原の夏を過ごすことができます
一般的な従来型の別荘は、在来工法に基づいた住宅です。それはそれで昔ながらのいわゆる通気性の良い日本家屋の特徴を生かした避暑地の住宅としては理にかなった住まいとしての与件を満たしていました。しかし、一年を通して別荘を利用するにはあまりにもデメリットの方が多く「湿気・結露・カビといった湿度対策」「虫」「冬は寒い」等の問題がありました。
まず「湿気・結露・カビといった湿度対策」についてですが、これは「換気」の問題となります。昔の日本家屋は、「低気密の低断熱」住宅で自然換気が湿気問題を自然と解決していました。しかし住宅事情が変わりその性能評価が問われはじめ、またはマンションなど高気密・高断熱の住まいが建ちはじめると、自然換気が働かなくなり「結露・湿気・カビ」(湿度)といったこと問題となってきました。F・K Homeの場合は機械的に、室内の空気を排出してその分を外気から取り入れる24時間の強制換気により、大まかに2時間で全室内の空気を入れ換わります。
富士見高原に建てた別荘の場合には、浴室・トイレ・廊下・キッチン・ウォークインクローゼット・地下基礎室に排気口があり計画・機械的に強制排気をおこない、リビング・各部屋に取り付けた給気口から外気を取り入れています。これは通年止めることはなく絶え間なく作動しさせています。室内の空気が淀むことが無くカビ臭さなどがありません。ランニングコストは電気代一ヶ月600円程度です。
また、夏の山の大敵である「虫」ですが、この換気システムが「虫対策」としても非常に有効です。窓を開ける場合網戸を閉めておきますが、小さな蟻や虫は目の細かな網もすり抜けて室内に入ってきます。ところが、F・K Homeでは窓を開ける必要がないので「虫対策」が有効に働きます。もちろん、玄関の開け閉め等により虫が入り込む場合もあり、全く「虫ゼロ」というわけにはいきませんが、機密住宅&換気システムにより、「虫対策」としても快適に過ごすことができます。
建てて7年目の夏に「外気温度」「リビング温度」「地下室温度」を。2ヶ月半測定しました。外気温度の上下に比べて室内は安定しているのがわかります。